皮膚病理組織デジタル標本における悪性黒色腫の鑑別を可能にする人工知能の開発に成功 ~Cancersに論文が掲載~


デジタル病理支援ソリューション「PidPort」を提供するメドメイン株式会社 (本社:福岡県福岡市、代表取締役CEO:飯塚 統) は、Deep Learning(深層学習)を用いることで、皮膚の病理組織デジタル標本における悪性黒色腫の鑑別を可能にする人工知能の開発に成功いたしました。

本研究成果のポイントは、深層学習を用いることで、日本において症例数が圧倒的に少ない「希少がん」である皮膚悪性黒色腫を鑑別できるようになった点です。また、スピッツ母斑など悪性黒色腫と鑑別を要する疾患との鑑別は不十分な点があるものの、タイルレベルの評価を行うことで、悪性黒色腫と鑑別ができたものについては精密に悪性黒色腫細胞の浸潤範囲を評価することが可能になりました。

本研究内容が、MDPI(https://www.mdpi.com)が発行するCancersに掲載されたことをお知らせいたします。

(論文のURL:https://www.mdpi.com/2072-6694/15/6/1907

プレスリリースの詳細はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000034505.html

※この成果は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業 の結果得られたものです。